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2021.02.26
  • 炎の囲炉裏

いつもの食材をさらに美味しく。おうちにあるもので燻製してみよう!

おうちにいながら野生を楽しむ企画、「おうちでできる Be Wild!」。今回は、おうちにあるものを使って色んな食べものを燻製してみました。燻製というと、なんだか難しそうなイメージですが、実はたった數十分でいつもの食材が大変身。美味しさもぐんとアップします。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

燻製とは?

燻製は、もともと食材の保存方法のひとつでした。冷蔵・冷凍の保存方法がなかった時代、食材を燻す(いぶす)ことで水分を飛ばし、煙の防菌作用によって食材を長く保存。これが燻製の始まりと言われています。今は保存方法というよりも、香りづけとして、食材を美味しくする手法として用いられることが多いです。燻製できる食材は、魚、肉、卵、チーズなど様々。醤油などの調味料も燻製することができちゃいます。今回は、初めての人でも簡単にできる、「卵」「ベーコン」「チーズ」を使って、燻製にチャレンジしてみました。

いざ、実践!

◉つかった材料と道具

 燻製をするために必要なのは、食材、燻製器具、スモーカーチップ。今回使ったものたちをここで簡単にご紹介します。

食材は、卵と角ベーコン、6pチーズ。卵は茹でて、事前にめんつゆとニンニクを混ぜた液体につけておくのがおすすめ。道具は、鍋と網を用意しました。今回は専用の道具を使わず、おうちにあったもので代用しましたが、もし専用の道具の方が安心という方がいたら、キャンプ用品の売っているお店でスモーカーを探してみてくださいね。

チップは、定番の香り高い「さくら」を使用。キャンプ用品売り場ではもちろん、100円均一ショップでも入手することができます。また種類も豊富で、マイルドな香りのリンゴ、色付きのいいブナ、強い香りが特徴のヒッコリーなどなど。ほかにもたくさんのチップがあります。好みや食材によってチップを選べるのも、燻製の一つの楽しみです。

 

<1>道具と食材をセット

 道具は写真のようにセット。チップの受け皿となる部分と、食材を置くエリア、煙を逃さない蓋を用意できれば、どんな道具でも燻製は可能です。煙による汚れを防ぐため、鍋と蓋にアルミホイルを被せておくのがオススメ。
 食材は、あまり乗せすぎないのがポイント。煙が、食材ひとつひとつにわたるよう間隔をあけてセットします。ベーコン、茹で卵は、キッチンペーパーで軽く水分をとってから乗せます。またチーズは加熱すると溶けてしまうため、下にアルミホイルを敷いてセット。

<2>10分間、加熱!

いよいよ加熱!はじめは蓋をせずに強火で。煙が立ってきたら蓋を閉めて、中火〜弱火に切り替えます。あとは10分〜20分加熱しつづけます。中の様子が気になるところですが、煙を逃さないようにじっと待つ………。

<3>完成!

完成!とってもいい色がつきました!
チーズは溶けてしまうので、アルミごとお皿に盛り付けます。スモーキーな香りがふわっと漂い、とっても美味。お酒のアテにも最適です。

炎の囲炉裏でも楽しめます!

今回はおうちでできる燻製をご紹介しましたが、家で燻製はご近所の目が気になりできないという方は炎の囲炉裏でBBQついでにご自身でチャレンジも出来ます!水の市場で買える、ジビエソーセージや干物などでトライしてみるものオススメ。野外での燻製は、おうちとはまた格別の良さがありそうです。お近くの皆様は、ぜひ「炎の囲炉裏」でチャレンジしてみてください!
※燻製器具のレンタルはございませんのでお気をつけください!

 

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