小麦粉、塩、水だけで、1泊2日を乗り切ってみた。
突然ですが皆さん、最近サバイブしてますか? なかなか気持ちよく外出できない近頃、野生の勘が鈍ってきたような…。
そんな今回の「おうちでできるBe Wild!」は自らにミッションを課して、サバイバルに挑戦! 材料は、小麦粉、塩、水のみ。道具は、鍋と包丁のみを使い、1泊2日を乗り切る3つの料理を作りました。
1日目のごはんは?
力をつけたい1日目、最初に作るのは「うどん」です! 作り方は意外と簡単。材料はもちろん、小麦粉(中力粉がベスト)と塩のみです。
まずは、鍋をボール代わりに、塩水を作ります。そこに小麦粉を投入。ひとかたまりになるまで混ぜます。今回はサバイバルを意識しているので、計りは使わず。水っぽさがなくなる程度に小麦粉を入れて混ぜます。
ひとかたまりになったら1時間ほど寝かせます。生地を指で押して、3分の1くらい戻ってくるようになったらオッケー。手を使って生地を引き伸ばし、うどんらしい太さに切っていきます。
いよいようどんに近づいてきました…! さっそく鍋を使ってお湯を沸かし、茹でていきます。
麺にやや透明感が出てきたらお湯を捨てて、完成です!モッチモチのうどんを堪能できました。満足感いっぱいで1日目は終了です。
朝には、柔らかくて温かなパンを。
2日目。朝ごはんと言えば、パンですね。鍋を使って、パンを焼いていきます!材料はうどんと同様、小麦粉、塩、水。パンの生地はうどんよりも水分を多くして、柔らかめに。ふっくらと仕上げるコツです。生地が完成したら、1時間ほど休ませます。
1時間経ったら、生地を4等分。整形をしてさらに30分ほど休ませた後、弱火でパンを焼いていきます。
いい焦げ目がついてきたら完成です!外がカリッと、中はふんわりしたパンが焼けました。
10時のおやつはクッキー!
最後は、小腹の空く10時のおやつにぴったりな、クッキーを焼いていきます。こちらも生地を作り、休ませるところまで工程は同じ。うどんに近い、硬めの生地がおすすめです。30分ほど休ませた後、小さくちぎって鍋に並べます。ここで、にこにこマークなどを描いてあげても可愛いですね。火にかけ、両面に焼き目がついたら完成! パクパク食べちゃう、美味しいクッキーができました。
おうちにいても、楽しく野生な生活を
小麦粉、塩、水の3つの材料と、鍋、包丁のみを使い、1泊2日を乗り切る料理たち。やってみると、少ない材料、少ない道具でも、使う順番や量を少し変えるだけで、意外と楽しく料理は作れ、楽しく食べることができました。いつも使っている食材や道具たちの意味を考えます。野生らしさはもしかしたら、自分の頭で考えて、やってみることで目覚めてゆくのかもしれません。おうちの中でも、Be Wild!ぜひ楽しんでみてください!
また、FOOD HUNTER PARKには「炎の囲炉裏」と呼ばれるBBQ広場があります。そこには直径3mほどの巨大な囲炉裏があり、ダッチオーブンなどの調理器具もレンタルが可能。今回挑戦したサバイバル料理を、ぜひ炎の囲炉裏でも試してみてはいかがでしょうか?