食べて、効いて、遊べるドクダミ。10の方法で使ってみた。
6月も、もう終わり。庭や道端にはドクダミがたくさん咲いておりますね。
ドクダミは「十薬(じゅうやく)」と言われるほど、こころも身体も健やかに暮らすために、良い効能があるとされています。今回は、そんなドクダミを10の方法で使ってみました!
食べる、ドクダミ
(1)お茶に
ドクダミの葉っぱを乾燥させ、そのままお茶に。(①②)ドクダミの独特の匂いもあまりなく、さっぱりとしたお茶になりました。
(2)天ぷらに
ドクダミの葉っぱをよく洗い、天ぷら粉につけます。(①)サラダ油でさっと揚げれば天ぷらの完成!(②)少し苦味はありますが、サクサクで美味しいです。塩で食べるのがおすすめ。
(3)ジェノベーゼパスタに
ドクダミを細かく刻み、オリーブオイル、塩、こしょうに浸けておきます。(②)お好みの具材と茹でたパスタを、②と合わせさっと絡めると、ジェノベーゼパスタの完成!(③)今回はじゃがいもと合わせて食べてみました。意外とドクダミの苦味がなく、美味しくいただけました!
効く、ドクダミ
(4)虫刺され薬に
虫刺され薬は、ドクダミをホワイトリカーで瓶漬けに(ホワイトリカーがない場合は、焼酎でもOK)。(①②)茶色く色が付いてきたら完成です。ガーゼやティッシュペーパーに液を浸けて、患部にやさしく塗ってあげましょう。
(5)化粧水に
虫刺され薬(①)として作ったものは、化粧水にも。化粧水にしたいときは、先ほどの虫刺され薬に、植物油(ごま油、オリーブオイル、蜂蜜など)(②)を加えます。(③)割合は、200ccの虫刺され薬に対して、植物油小さじ半分ほどです。
(6)入浴剤に
入浴剤は、細かく刻んだドクダミを、パックやガーゼに入れるだけ。お湯のなかで揉みながら使うと、効果アップ!
(7)せっけんに
ドクダミの葉っぱとせっけんを細かく刻みます。(①②)せっけんは、香料や色素の含まれていないものを使うことが好ましいです。
刻んだせっけんを電子レンジで1分ほど加熱、ろうそくのようになったところに、刻んだドクダミを入れます。せっけんとドクダミを混ぜ合わせ、型に入れて常温で乾燥。一晩ほどで完成です!(③)
遊べる、ドクダミ
(8)葉っぱの表裏でオセロ
同じくらいの大きさの葉っぱを64枚集めてきます。あとはオセロのように、裏表を使って遊んでゆくだけ。盤の上でやると、ますます盛り上がるかも!
(9)マンドリル指人形に
ちょっとした工夫で、マンドリルのような顔の指人形にも。上から3分の1くらいの場所に2箇所穴を開けます(これが目になります)。(①)目の上を山折り、茎と下の葉っぱ部分を手で持ち、後ろに持っていくと(②)、マンドリルの完成!(③)ウッホウッホと声が聞こえる..?
(10)天使に
最後は、ドクダミで天使を作ってみましょう。白い花から飛びだす、黄色のとんがりを折り、(①)花びら部分も、後ろに折り込みます。(②)少し大きめの葉っぱを真ん中から割いて、花の後ろに飾れば…。(③)ドクダミが、なんと天使に見えてきました!小さく、可愛らしい、天使のできあがりです。
FOOD HUNTER PARKで、11個目の遊びかた求む!
今回はドクダミというひとつの植物を、10の方法で使ってみました。食べものや薬、遊びを自然のなかから見つけ出すには、観察がすごく大事。道端の草、庭に咲く花など、身近なところからゆっくり眺めてみるのも、いいかもしれません。FOOD HUNTER PARKにも、ドクダミがどこかに咲いています!ぜひ探してみてくださいね。FOOD HUNTER PARKに行くことが叶わない人も散歩の途中、見つけてみてください!
今回は、こちらの記事を参考にしております。
・https://www.yakusou-ten.com/dokudami/
・https://www.asahi-net.or.jp/~xp4y-hrn/dokudami.htm