あなたのまわりにも『やつ』がいる?自然の中にいるかもしれない八百万の神を想う
日本に古くから存在する、身の回りの自然現象から動植物に至るまで、あらゆるものに精霊が宿るとされる信仰、アニミズム。キリスト教やイスラム教などの唯一絶対神の信仰と、日本のアニミズムの信仰は異なります。日本人は、空から降る雨や大きな音と光を放つ雷、風雨から守ってくれる木々やのどを潤す水といった、身の回りにあるものに『八百万の神』を見いだし、信仰してきたといいます。
和歌山市内の野山に囲まれた場所に、『道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK』 (以下、FOOD HUNTER PARK)はあります。いつもより野生的になれる場所だからこそ、自然の中にいるかもしれない、なにかを想う。そんな背中を押す存在として『やつ』はいます。
目には見えないけれど、そこにいるかもしれないものに思いを馳せられるよう、FOOD HUNTER PARKのロゴマークにも、『やつ』が描かれました。
ここにも『やつ』がいるかもしれない?
『やつ』は、FOOD HUNTER PARKのあちこちで息をひそめているかもしれません。公園のなかを回りながら、探してみましょう。
ここはFOOD HUNTER PARKの『炎の囲炉裏』付近の竹林。影から、そっと顔を見せてくれそう。
こちらも『炎の囲炉裏』での一枚。燃えさかる炎のそばで、『やつ』も火にあたって体を温めているかも。
FOOD HUNTER PARKの『火の食堂』にある、おくどさん(注1)。火がおこるまで、側で見守ってくれているのかもしれません。
注1:「おくどさん」とは京都の方言で「かまど」のこと。
※『火の食堂』はこちら
農家の指導のもと、野菜が栽培できる体験農園『土の農園』。土の中から引き抜かれた人参の根や葉に、『やつ』も一緒に付いてきそう。
※『土の農園』はこちら
『水の市場』の屋根の上にあるウィンドカウル。鳥の羽のように見えるものをよく見ると…
FOOD HUNTER PARKを歩く際には、ぜひ目を凝らして探してみてください。
あなたのまわりにも『やつ』がいる?
『やつ』はあなたのまわりにも、いるのかもしれません。『やつ』を探して遊んでいると、目に見えることだけがすべてではない、そんなことを感じられるかもしれないです。