手作りろ過装置でコーラはろ過できるのか?
おうちにいながら野生を楽しむ、『おうちでできるBe Wild!』の連載がスタート!第1回目のテーマは水。突然ですが、水のろ過装置を手作りできる記事を見つけたので、コーラで試してみました。
結果、コーラはろ過されませんでした・・・。透明な液体が落ちてくるのを期待して動画を撮影していましたが、ご覧の通り黒いコーラがそのまま落ちてきました・・・。このろ過装置では、コーラの色素を取り除くことはできないようです。
それではコーラと同じくらいの色の泥水はどうでしょうか?飲み水にはできませんが、手や衣服を洗えるくらいには綺麗になるようです。大きめのペットボトルでろ過装置をひとつ作っておくと、災害時に役立つかもしれません。夏休みの自由研究にも使えるかも?
水のろ過装置を作ってみよう!
今回はこちらの記事を参考に作っていきます。
【材料】
・ペットボトル2本(同じ大きさのもの)
・木炭(BBQ用のものなど)
・小石(直径1~2センチ程度のもの)
・カット綿
・カッターまたはハサミ
・泥水(今回は川の水に地面の土や砂利をまぜて泥水を作りました)
【手順1:ペットボトルを切る】
片方のペットボトルは下部を、もう片方のペットボトルは上部をカッターで切ります。
【手順2:下部を切り落としたペットボトルの飲み口に、湿らせたカット綿を詰める】
飲み口に湿らせたカット綿をつめます。つめかたがゆるいと水が抜け落ちてしまうので、押し込まないと入らない程度の枚数を使います。
【手順3:カット綿をつめたペットボトルに材料をつめる】
写真下から、小石→カット綿→炭→カット綿→小石の順番でつめます。隙間が多いと泥水がろ過されずにそのまま落ちてしまうので、できるだけ隙間がないようにつめます。
【手順4:2本のペットボトルを組み合わせる】
材料をつめたペットボトルと、手順1で上部を切り落としたペットボトルを写真のように組み合わせます。これでろ過装置は完成!
【手順5:泥水を上から少しずつ注ぎ、泥水をろ過する】
泥水を静かに注ぎます。ペットボトルの縁の近くで注いでしまうと、ろ過の層を通りにくくなるので、できるだけ真ん中で注ぎます。あとはろ過されるのを待つだけ!ろ過の様子をタイムラプス動画で見てみましょう。
ろ過前後の水を比較してみると…
違いは一目瞭然!泥水が水のろ過装置をくぐってこんなにも綺麗になりました。
私たちの生活は自然の恵みに助けられている
蛇口の水は、もとをたどれば海や川から来ています。野生を楽しむ機会が減ると、自然の恵みに助けられていることを、ついつい忘れがちに。「道の駅 四季の郷公園」FOOD HUNTER PARKで遊んでみると、身の回りにある自然がいつもと違って見えてくるかもしれません。