道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK フードハンターパーク

2020.10.28
  • 水の市場

「和歌山にこんなのあるんや!」 -お買い物を通じて和歌山の魅力を再発見できる、水の市場

FOOD HUNTER PARKには、食べて、遊び、ときに学び、育む。自然と向き合い、食を楽しむ5つのエリアがあります。その中のひとつである『水の市場』では、地元を中心としたメーカーとコラボレーションして作ったグロサリーをはじめ、ここにしかないオリジナル商品や、和歌山の四季の幸を愉しめる地元野菜を販売。お買い物を通じて和歌山の新たな魅力を発見できる場としても人気を集めています。今回は、四季の郷公園の近くで生まれ育ち、現在は水の市場でスタッフとして働く高山佳子さんに、FOOD HUNTER PARKや和歌山の魅力を聞きました。

県内外問わず、幅広い世代が和歌山の魅力に気づくきっかけに

──もともと、四季の郷公園は地元の方にとってどんな存在でしたか?

自然を生かしたつくりの公園なので、緑の中をお散歩したり、小山をトレッキングしにくる人が多い、地域の憩いの場という印象です。小さな子どものいる家族がピクニックに来るような場所ですね。このあたりの子どもたちにとっては、バーベキューや遠足で訪れる定番の公園で、私自身も中学の遠足は四季の郷公園に来ました。

写真:自然の中に建つ水の市場

──四季の郷公園のリニューアルと FOOD HUNTER PARKのオープンが決まって、どんな印象を持ちましたか?

地域がもっと盛り上がって、注目されるきっかけになればいいなと思いました。FOOD HUNTER PARKが盛り上がれば、高野山方面に向かう人の良い休憩場所になるでしょうし、四季の郷公園の最寄り駅でもある伊太祈曽駅は「たま駅長」で有名になった貴志川線の電車ですし……地域全体にいろいろな相乗効果が生まれるんじゃないかと思って。和歌山は、南にはリゾートタウンの白浜や梅干しが有名だったり、北には高野山がありますが、和歌山市周辺にスポットライトが当たることはこれまであまりなくて。だからこそ、FOOD HUNTER PARKを知った県外の人が「和歌山って面白そうだな」と思ってくれたり、地元の人が魅力を再発見できるような場になってくれたらうれしいですね。

写真:広々とした店内には豊富な商品がずらり。外壁はガラス張りになっていて、水の市場を囲む豊かな自然を感じながらお買い物できます

──実際にオープンして、どうでしたか?

新型コロナウイルスの影響もあってオープン当初は近隣のお客さまが中心だったのですが、地元の若い方が「和歌山にこんなのあるんや」っていう反応をしてくださることがあって。和歌山って、地元民からすると何もないっていうイメージが強いんですよね(笑)。もともとこのあたりは土がよくて、みかんやたけのこなど品質のよいものが採れるのですが、知名度がないのでどうしても埋もれてしまっていて……。だからこそ、地元の方が和歌山の魅力に気づいてくれるきっかけになるのは良かったなと感じています。私自身も働き始めてから、こんなに素敵なもの、おいしいものがあるんやって驚くことも多いんですよ。

──こちらでは、地元でとれた野菜や果物も販売されていますね。

オープンから少し経ち、順調に売れるようになってきたことで契約してくださる農家さんもだんだん増えてきています。品数も、商品のバリエーションも豊富になってきました。それと、通常の市場には出せない少し傷があるものを安く販売する場合もあるので、地域の農家さんが近場で気軽に売れる場所として今後も浸透していけばうれしいです。これまで市場に出せなかったものが売れるようになれば、フードロスの問題などにも少しずつ貢献できるはずですから。

写真:和歌山の果物や牛乳を使ったFHPオリジナルのボーロ。人気商品のひとつです

──最後に、これからの季節に向けておすすめ商品を教えてください!

このあたりでとれる白菜は芯が少なくて食べやすいんですよ。これから冬にかけて水の市場にも入ってくるようになるので、ぜひ食べてみていただきたいです。冬に白菜といえば鍋なので、オリジナルの「じゃばら胡椒ポン酢」をつけてぜひ召し上がってもらえたらと思います!

写真:FHPオリジナルの「じゃばら胡椒ポン酢」。じゃばらとは、和歌山県特産の柑橘系果実

和歌山の「おいしい!」に出会える場所

地域の憩いの場として長年愛されてきた四季の郷公園。リニューアルとFOOD HUNTER PARKのオープンによって、もともとの自然の良いところは残しつつも、県内外問わず幅広い世代の人に訪れてもらいやすい場所として生まれ変わりました。水の市場は、豊富な商品やおいしい地元野菜・果物を通して和歌山の魅力を発信するスポット。一度訪れれば、きっと「こんなにおいしいものがあったんだ!」と驚かされるはず。ぜひ、お買い物を通して和歌山の魅力を発見してみてくださいね。

COLUMN How to Be WILD