【スペシャルコンテンツ】 FOOD HUNTER PARK開業に向けて ~レストランディレクター 源じろう~
道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARKのオープンに向けて、開発に関わった様々な方々による施設への想いを紹介していきます。
レストランディレクター 源じろう(株式会社海南社)
〜FOOD HUNTER PARKでの役割は?〜
レストランのおおまかなスタイルからはじまってメニューやオペレーションを作っています。レストラン棟はもともとある建物を利用した今風に言うとリノベーション、建物の再活用を行う作業なので僕としてもやりがいを感じています。
それとレストラン棟の一部の改装にも関わらせてもらっています。今現在も計画思案中の大テーブルが僕を苦しめていますが、これもきっと見所の一つになると思いますので期待しておいてください!もちろんメニューも期待しておいてくださいね。
〜普段はどのようなお仕事をされていますか?〜
現在、和歌山県で六つのお店を経営しております。カフェや食堂、売店など。それぞれが場所に惚れ込んでスタートしたお店です。もちろん自分自身もお店でご飯を炊いたりコーヒーを淹れたりしています。そこに土地があって風景があって建物があって人がいて、そこにしかないようなものが沢山あって。そういうのが形になったらいいなぁなんて日々をおもいつつ、場所づくりやお店の営業に奔走しております。
〜本プロジェクトにかかわったきっかけは?〜
四季の郷公園によく訪れていた頃がありました。毎回訪れるたびにネイチャーセンター(レストラン棟になる建屋)と隣にある芝生の広場を見ていて、その空間のもつ可能性を感じていたんです。四季の郷公園はもっともっと良くなると思いました。それで何かチャレンジできることはないかと市役所の知り合いに電話したのが全ての始まりでした。ちょうど和歌山市が四季の郷公園を道の駅にするべく動き出している時でした。
〜FOOD HUNTER PARKにかける思い。〜
僕の場所づくりのテーマの一つとして『地域の誇りとなる場所づくり』があります。和歌山もどこの自治体もそうだとおもうのですが、地元の人が胸を張って誰かに紹介したいとおもうような公共施設が少ないように感じます。いろんなしがらみがあるのはもちろん分かりますが、これからの公共施設は当たり前のように地域の人たちにとって誇りある場所であり、もっと愛されるような場所にならなくてはいけないと思っています。これからの和歌山の公共施設の基準を作るんだ、という強い気持ちでプロジェクトに関わっています。
〜地域のみなさまに一言お願いします。〜
この度のプロジェクトには税金も含め沢山のお金が使われています。せっかくお金をかけて地域の宝を作っていこうとしているので、時代や世代を超えて愛されていくような場所を作っていきたいと思います。それにはもちろんのこと僕たちだけでは無理なことであって地域の人の協力なしには成し得ることができないと考えています。まだ本当にこれからですが末長く見守っていただけたらありがたいです!ともに次の世代に受け継げるような場所にできるよう、よろしくお願いします。