道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK フードハンターパーク

2020.12.31
  • 水の市場

醤油、味噌、梅酢…調味料はすべて和歌山産! 火の食堂で味わえる四季の定食&釜炊きごはん

FOOD HUNTER PARKの『火の食堂』では、炊く、焙る、焼く──“火”を感じるさまざまな料理やドリンクを楽しめます。地元和歌山の食材や調味料を存分に味わえるのも魅力です。今回は、店長の窪田江莉さんに、火の食堂でのこだわりや魅力について聞きました。

ていねいに火を使って作る味

──まずは、火の食堂のこだわりを教えてください!

一番のこだわりは、火を使うことを。火の食堂内にあるベーカリー「焼所(くべしょ)」では石窯でパンを焼き、カフェ「焙所(あぶりしょ)」ではロースターで豆を焙煎してサイフォンでゆっくりとコーヒーを淹れています。そして、メインの食堂である「炊所(かしぎしょ)」では、手作りの大きな「おくどさん」(かまど)でごはんを炊いているんです。また火に欠かせない薪割りも、私たちスタッフがやっているんですよ。

1日の間に繰り返し炊くほどかまどの温度が上がって、焦げるのが早くなったり……火の扱い方によってごはんの炊きあがりが変わるので、おくどさん担当のスタッフが分刻みで火加減を調整しながら、おいしくごはんを炊いています。

──開放的な空間で味わえるという、非日常感もいいですね!

お客さまからも、カウンター越しにおくどさんでごはんを炊いているところが見えるので、ライブ感も楽しんでいただけているかと思います。どんどんハイテクで便利になっているいまだからこそ、シンプルに「火」を使う光景もある意味新鮮ですよね。そういった非日常感を味わえるのも、火の食堂の魅力です。

写真:食堂内は、木のぬくもりを感じられる開放的な空間。もともと公園にあった木造の建物の佇まいをいかし、内装をリノベーションして造られました。大きな窓からは緑広がる風景が一望できます。

──今の季節のおすすめは?

火の食堂では、和歌山の旬の食材をたっぷりと使った「四季の定食」という人気メニューがあり、12月からは冬verの献立がスタートしました。根菜など、冬の野菜をたっぷりと食べていただいて、元気に冬の寒さを乗り切ってほしいという思いを込めて内容を検討しました。

写真:四季の定食
(根菜の白和え春巻き、里芋ごまあえ、生まぐろのみぞれ醤油、豚のみそ煮、さつまいものみかん煮、ちりめん春菊、大根とカリフラワーの甘酢漬け、豆腐みぞれあんかけ、きのこと根菜の豚汁、かまど炊きご飯、田舎の漬けもん、加太の天草寒天)

──四季の定食 冬verのお料理のなかで、イチオシがあれば教えてください。

どれも本当においしくておすすめですが……まず、メインの「根菜の白和え春巻き」は、普通の春巻きとは一味違った味わいが魅力で、ふんわりとした白和えの優しい味の中に蓮根の食感と梅のさっぱりとした風味、そして大葉の香りを感じられる新しい春巻きです。「きのこと根菜の豚汁」も寒い季節にぴったりで、さつまいものどろっとした甘味を感じられます。
それと私個人としては、「大根とカリフラワーの甘酢漬け」もお気に入り。いろいろと試作をするなかで、試しにカリフラワーを入れてみたところ、とてもおいしくて。自分たちでメニューを試行錯誤するなかで生まれた、思い入れもある一品です。

──和歌山の食材について、どんなところに魅力を感じていますか?

和歌山は「発酵発祥の地」ともいわれていて、調味料がとても充実しています。お醤油やお味噌、梅酢など、火の食堂でも和歌山の発酵調味料を大切にしていて、全て和歌山産でまかなうことにこだわっているんですよ。

──醤油発祥の地といわれるなど食文化が豊かな和歌山ならではですね!

それと、できるだけフードロスが出ないように食材を余すことなく使うよう心がけているのも、火の食堂の特徴です。たとえば、野菜のヘタや皮も、出汁をとるのに活用します。素材がもつ旨味や栄養をまるごと楽しんでもらえるよう、食材を大切に使っています。

──「水の市場」でも、規格外の野菜や果物を販売してフードロスの削減に貢献するなど、FOOD HUNTER PARK全体として食材を無駄なく大切にすることを意識しているのですね。それでは最後に、2021年の目標を聞かせてください!

もっと、FOOD HUNTER PARKをたくさんの人に知ってもらいたいですね。知ってもらって、来てもらえたら、良さが絶対にわかると思うんです。だから、まずは興味をもってもらうためにも、今来てくださっている客さまに口コミで広げてもらえるようなお店にできるよう、お客さまによろこんでもらいたいという思いを毎日大切にしながら、2021年も頑張ります!

そして、2020年はコロナ禍の影響もあり県外のお客さまに来ていただくことはなかなか難しかったのですが、今後はさらに多くの人に、和歌山の自慢もあるお醤油や味噌、梅などを知ってもらったり、「こうやってお料理に使えるんだ!」と、発見につなげてもらえたらうれしいです。

和歌山のおいしさを再発見する場所に

開放的な空間で火のぬくもりを感じながら楽しめる、和歌山の味。すべての調味料を和歌山産でまかないながら充実の味を表現できるのも、発酵発祥の地といわれる和歌山ならではの魅力です。ぜひ、火の食堂で「火」から生まれる味を満喫するとともに、食材や調味料の新たなおいしさを発見してみてくださいね。

 

★四季の定食については下記よりご確認ください
https://fh-park.jp/events/shikinnosato_menu/

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